1956年(昭和31)から不動産業者として京都の町の移り変わりを見つめ、町づくりの一角を担ってきました。
京町家を中心に、バリエーション豊かなコンセプトでリノベーションを行い、
建物とともに路地の再生を行うなど景観面にも寄与。
住まいの創造を通じて心豊かな京都での暮らしと、お客さまの新しい居場所をご提供します。
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私たちは新築のようなスペックを追求するよりも、京都という個性を活かし、建物が持つ「味わい」、「情緒」、「居心地」などに重きを置いています。現代の暮らしに寄り添いながらも、文化伝統を表現する宿泊施設や、地域ぐるみで盛り上げるシェアハウスなど、他にはない付加価値をつける家づくりが得意です。
また私たちはフラットで個性を尊重する社風の中で、自身が良いと感じるものをお客さまに提供したいと思っています。自分たちが良いと思えないようなものでは、お客さまを満足させられるはずがないと考えているからです。Webサイトを自社運営にこだわっているのもそのような理由からなのです。
モノづくり企業として、一軒一軒思いを込めてあなただけの住まいを提供します。
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免許番号が示すように、不動産業界の中では60年を超える老舗です。総販売件数はおよそ4000軒、京町家の販売件数はおよそ600軒を超えてきました。京都の町を熟知し、地域に密着した情報力はどこにも負けない自信があります。
また京町家をはじめとする木造伝統構法においては、伝統構法の構造特性を活かした自社施工基準をつくり、安全・安心・快適な住まいのご提供をお約束します。
京町家の利活用の取り組みは、経済産業省による「平成26年度先進的なリフォーム事業者表彰」を受賞するなど、各所で一定の評価をいただいております。
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八清の一番の特徴は、不動産においてトータルコーディネートができること。
京都の地域事情に始まり、不動産、伝統建築、ファイナンス、相続や税金、アフターケア、管理や投資・賃貸運営に至る利活用の相談まで、一度にご相談が可能です。さまざまな分野の専門知識を身につけたスタッフが、お客さまのお悩みを解決します。
さらには同じプロデューサーが最後まで一貫してご担当するので、途中で担当者が代わる心配もありません。お客さまのお住まいを愛情をもって総合的にプロデュース致します。
伝統構法で造られる京町家、路地奥の再建築ができない長屋、住み手が不在になった昭和の古家……。
一見すると価値が低そうな家々が、実は大変貴重であることはご存知でしょうか?
年月を重ねた伝統家屋を、現行の法律で同じように再建することはとても難しいのです。
こういった家を取り壊してしまうことは簡単です。
ですが八清では古い家にも価値を見出し、積み重ねた施工ノウハウで、100年先まで末永く住まえるようにリノベーションを致します。
この町が大切にしてきた素晴らしい景観そのままに、次の住み手への橋渡しをしていきたいと思っているのです。
売却を考えておられるお客さまへは、京都の不動産事情や相続・税金の問題など、不動産にまつわる面倒な手続きもトータルでご相談いただけます。
遠方にお住まいで京都に土地勘がない方にも、安心してお取引ができようサポートさせていただきますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
幼いころに育った家、両親が住んでいた思い出の家、住むことはなくなったけどそのままの姿で残しておきたいという想いはありませんか?ただ遠方に住んでいたり、年齢とともに管理が困難になり、手放さざるを得ない状況になることもあるかと思います。
八清の利活用ノウハウでは、お客さまの置かれる環境とともに、地域事情を重ね合わせ、建物が末永く使われていくよう、最適な賃貸活用をご提案させていただきます。路地奥の小さな京町家から、文化財に指定されるような大型の京町家までどのような物件でも経験豊富な私たちにお任せください。
貸家だけでなく店舗や宿泊施設、シェアハウスなど、常に新しい利活用の形を生み出している実績を元にご提案させていだきます。安心してご相談ください。
京都は歴史ある観光都市としてのイメージが強いですが、同時に住民にとっては住みやすい町としても親しまれています。
山河の美しい四季折々の景色や、寺社仏閣など歴史的な景観が日常にありながら、交通網や生活施設の機能はコンパクトに凝縮されています。また祇園祭などの大きなイベントだけでなく、町内行事でも昔から伝わる伝統文化が受け継がれているのが大きな特徴です。
そんな京都での暮らしを、こだわりの詰まった京町家でしてみませんか?大都会のように、手元になんでも揃うほどの便利さではありませんが、ちょっとした季節の変化にも敏感になれる、質の良い丁寧な暮らしができる環境が整っています。
八清は購入にまつわる諸手続きはもちろん、資金計画から、お引渡し後のアフターケアまでお客さまと長くお付き合いできるように取り組んでいます。私たちは京都に移住、そして永住してくださる方を応援したいのです。
歴史ある都市のイメージが先行するためか、 少し気難しいイメージを持たれることもある京都。しかし、実際に暮らしてみるとそうではないことにすぐに気が付きます。 ご近所さん同士、気にかけ合いながらも一定の距離感を保つ、つかず離れずの心地よい関係が町の中にはあります。
八清が扱う賃貸物件には、リノベーション済みの一戸建てや、人とのコミュニケーションを楽しむシェアハウス、身軽に京都暮らしを体験できるマンスリー、さらには一からの店づくりが叶う事業用のものまで、様々な用途に合わせた物件が揃っています。
まずはお客さまの生活のスタイルに合わせて、「借りる」ところから京都の暮らしを体験してみてはいかがでしょうか?もちろん現在京都に住んでいる人のお申込みも大歓迎です。
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両親が暮らしていた家を相続したが、すでに東京に持家があり、今後も使う予定がないため売却したい。
まずは現地を訪問し、販売価格の査定をさせていただきます。特に弊社が行う京町家の査定では、相場や立地はもちろんのこと、建物の歴史文化的価値に重点を置いているのが特徴です。
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自分が幼いころ育った家を相続したが、思い出の詰まった家なので、潰さずに残したい。
貸家、店舗、シェアハウス・オフィス、宿泊施設など、多角的な賃貸活用法でお客さまの生活環境に適した提案を行います。「改修するための金銭的余裕がない」、といったお悩みの方の活用事例もございます。
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リタイア後は京都に移住したいと考えており、それまではセカンドハウスとして利用したい。
不在時の管理をお手伝いさせていただく「空家管理サービス」や、空き家管理の費用負担を軽減する「マンスリー賃貸サービス」もございます。入居後はアフターメンテナンスとして「八清サポートクラブ」をご利用いただけます。
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転職に伴い京都に引っ越すことになったが、せっかくなので雰囲気のよい京町家に一度住んでみたい。
販売物件だけでなく、賃貸物件にもリノベーション済みの京町家があります。そういった物件はキッチンや浴室など水回りもきれいにしてあり、すぐにお住まいが可能です。中にはペットの飼育可能、DIY可能といった物件もありますので、ぜひお好みの物件を見つけてください。
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日本全国で空き家問題が取り沙汰されていますが、京都の町も例外ではありません。現存する京町家の数は4万7千戸とされ、そのうち約5千戸が空き家です。現行法下では再建築できない建物も多く含まれており、毎年2%の町家が解体・消失されているのが現状です。
平成のバブル期以降、京町家が次々と高層ビルやマンション、駐車場に姿を変え、最近ではホテル業の進出も目覚ましく、京都の町並みは急速に変化しています。
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京都は日本を代表する観光都市ですが、観光地の景観だけが京都を形成しているわけではありません。平安のころより脈々と受け継がれた町並みがあってこその魅力があるのです。
そこで私たちはいつしか建物を築年数で評価することをやめました。「古いもの=使えない・売れない」と考えるのではなく、アンティークやヴィンテージという言葉が表すような、古ければ古いほど高まる「経年美」に価値を見出しています。
不動産業者として以上のような再生事業を通じ、京都の景観を維持。誰もが移り住みたくなるような、魅力的な町やコミュニティづくりに寄与してきました。
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私たちはこの仕事を通じて、美しい京都の町並みを未来へつなぐ責任があります。
独特の文化と歴史のある京都には、大きくも小さくも時を重ねた建物が多く残ります。1200年、京都が受け継いできた町並みを失わないように、未来に向けてこの伝統ある町並みを守ることは、現代を生きる私たちの使命なのです。