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こんにちは。建築ディレクション部の岡田です。

「家は一生に一度の買物」と言われるように、ご自宅を何度も買い替える方は少ないと思います。

「終の棲家」のつもりでご購入頂くお客様が、購入したその瞬間だけではなく、10年先もその先も、もっともっと好きになる。

そんな"家"をつくりたくて2013年に発表した「sumica(住家)」は、自身の人生経験と共にアップグレードを続けています。

一方、購入後のお客様の"もっと"豊かな暮らしの為に、何か出来ることは無いか?そんな思いが日に日に増して来ました。

1級 整理収納アドバイザー 資格取得

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「そろそろ何か新しい勉強を始めようかな?」

きっかけはそんな思い付きでした。

一年掛けて勉強を進めるつもりが、「整理収納」の魅力にすっかりはまり、昨年(2022年)の夏に勉強を始め、年末には資格を取得していました。

昨年のお盆休みには、勉強した知識を使って自宅をアップデート。

大きな費用を掛けずとも、「整理収納」で、豊かな暮らしが実現できることを実感することができました。

経験あるアドバイザーさんは良く「人生が変わる」と言う言葉を使われますが、「気持ちが良い!」「心地良い!」"もっと"豊かな暮らしは「整理収納」で叶えることができます。

まずは「整理」それから「収納」

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「お片付け」にまつわる書籍やテレビを目にする機会が増えました。

私自身、これまで何度も目についた書籍を参考に収納を見直し、テレビに影響されては、収納グッズを購入し、アレンジを繰り返して来ました。

そんな私の大きな間違いは「整理」と「収納」の順番が逆だったこと。

断片的な情報に踊らされ、「整理」と「収納」がごちゃ混ぜになっていました。

そう。私たちは、小さな頃から「お片づけ」に触れて来たものの、それはとてもふわっとした感覚的なものでした。

闇雲に作業して、整えては、崩れて行く・・・終わりの無い「整理整頓作業」は、手順に従った「整理収納」で、終わらせることが出来ます。

モノと向き合う

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不動産の価格は坪単価で表現されることが多いですよね。

皆さんのご自宅にはどれくらいの収納スペースがありますか?

例えば、8帖の寝室に2帖サイズのクローゼットがあるとします。

1坪=約2帖ですから1坪分がモノの為のスペース。と言う事になります。

土地の坪単価=100万円、建物の坪単価=100万円と仮定すると、私たちはモノの為に200万円を使っている。と言う計算になります。

そうです。大切にしまっている、いつか使うかも知れない可愛いお菓子の空き缶。

いつか出番が来るハズのショップバッグ、痩せれば着られるハズの洋服たち・・・。

手放す事の背徳感から、知らず知らずの内に、使わないモノの為に多くの費用を投じているかも知れません。

モノの量を知り、「適正量」を決める

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ホテルに1人で1泊する際に、100~150点のモノが存在すると言われています。

一人暮らしの場合1,500点、一般家庭4人家族で平均6,000点、(整理収納アドバイザーの場合は3,500点)と言われています。

「『整理収納』に取り掛かるには、小さなスペースからが良い」とされており、先ず初めは「玄関収納」がおすすめです。

さて、靴は何足お持ちでしょうか?

想像してみて下さい。

冠婚葬祭用からビーチサンダルまで全てです。

実際に出してみて数えてみましょう。

想像とのズレはありましたか?

その上で、

  1. 収納スペースに入る量
  2. 持ちたい量
  3. 必要な量

を検討し、自分にとっての「適正量」を決めます。

使っている or いない

「要るモノ」と「要らないモノ」の取捨選択はとても難しいですよね。要るか?要らないか?いや、全部要るから置いているわけです。

そこで、大切なのが「使っている・いない」で区別することです。

基準をこれに絞ることで、手放すモノが見えるようになります。

次回は具体的に我が家を事例にして作業の一例をご紹介したいと思います。