<左手前から、京都移住計画・藤本さん、ゲスト・笠井さん、ゲスト・鈴木さん、八清・髙橋、左奥 八清・小山>
「京都暮らしに興味はあるけどどんな感じ?」
「京都が好きなのでいつかは住んでみたい!」とお考えの方多いのではないでしょうか?
八清の物件のお問い合わせは、京都府外の方からも多くいただきます。
なかなか京都に来ることが難しくなってしまった今、移住したいけど情報収集が難しいという方も多いかもしれません。
2021年2月の終わりに、『「京都暮らし」のリアルな本音と、暮らしの選択肢とは?〜京都の住み方を考える編〜』と題し、京都移住計画さんとコラボレーションしてオンラインイベントを行いました。
京都移住計画さんと八清との関わりは数年前から。
主に求人記事の掲載でお世話になっています。
お互い不動産を扱っていますが、京都をよりよくしたい、京都を楽しんで暮らしてもらえるような土台づくりをしたい、というまちづくりに対する思いや目指すところが近い存在。
同じ分野で競合するところですが、それぞれが得意なやり方で、京都で暮らしたい人をサポートしています。
それが今回ようやく一緒にイベントを行う「協創」が実現しました!
京都移住計画とは?
京都で暮らしたい人の想いを形にする任意団体として、2011年から活動を開始。
首都圏から京都にUターンや、Iターンしてきた仲間と共に「居・職・住」という移り住む人にとって必要なことをお届けしています。
さて、オンラインイベントの参加対象は、
- ゆくゆくの京都での住まい方、住む場所を考えたい方
- 京都在住だけど暮らし替えを考えている方
- 京都移住を考えている方・二拠点や試住を考えている方
- 京都との関係性やきっかけをつくりたい方
その他、京都に来たい人も、京都に関わりがある人も、京都に住んでいる人も、内容に興味があればどなたでも参加歓迎!ということで、34名の方に参加いただきました!
今回ゲストとして八清で運営している、コレクティブハウス「coco camo」にご入居中の鈴木さんと、シェアハウス「京だんらん西陣千両ヶ辻」に入居いただいている笠井さんに参加していただき、移住者の視点で京都暮らしのリアルなお話をしていただきました。
八清の髙橋より、八清の事業や町家のこと、シェアハウス、コレクティブハウスについて説明させていただくと、参加者のみなさん、町家やシェアハウス、コレクティブハウスでの暮らしについても興味をもって聞いておられました。
町家に住みたい!という方からはセキュリティや改装についてなどの質問がチャットで飛び交いました。
オンラインの配信場所となった「coco camo」についても入居の初期費用とお家賃などの質問や、「空きが出たら教えてほしい」「オーナー検討したい!」という方まで登場しました!
そうだ京都に移住しよう!
<秋頃、小山とオセロを楽しむ鈴木さん>
鈴木さんは2020年9月に埼玉から京都へ移住。
京都で物件を探しはじめた当初はマンション購入を考えて色々と物件を見て回っていたそうです。
けれど、娘さんから「はじめは慣れるまで賃貸のほうがいいんじゃない」という助言もあり賃貸物件で探すことに。
コレクティブハウスである「coco camo」は独立した居住スペースがありながら、共有のリビングやテラスがあり、ほかの入居者とのコミュニケーションがとりやすいところが魅力。
はじめての京都暮らしで、ひとりよりはいろんな人と接点があった方がいいということで「coco camo」に入居を決めたそうです。
「coco camo」は全5室あるのですが、すべての部屋に入居者さんが入られたのはつい最近のこと。
鈴木さんは1番はじめに入居いただいたので、これからお話したりイベントができるようになるのを楽しみにされていました。
<笠井さんは絵本屋さんの経営もされています>
笠井さんは色んな国で伝統芸能の傘回しや三味線、曲ごまなどを披露している、すごい人!
京都には仕事でよく訪れていたそうで、「歴史と伝統あるまちと言えば京都!京都に住んだらええやん!」とステージを行ったデンマークの帰りの飛行機で思い立ち、兵庫県西宮市から京都移住を決めたそうです(笑)
西宮に住んでいた時からシェアハウスに住んでいたそうで、シェアハウス以外考えられないと、京都でもシェアハウスを探したそう。
「京だんらん西陣千両ヶ辻」は共有スペースとして三味線や傘回しの練習ができる蔵があること!
ひとり暮らしではなかなか叶わない広いスペースがあることがシェアハウスの魅力ですね。
京都人はよそ者に厳しい?!
お2人に京都移住して感じたことをうかがいました。
まず話題に上がったのが「京都はよそ者に厳しい」と聞くけど実際どうなの?という質問。
ゲストのお2人も、京都以外の出身者である八清スタッフ、京都移住計画の藤本さんも「そんなことない!」という回答でした。
よく聞く"いけずな京都人"には会ったことがないとみんなの意見が揃いました。
京都は学生のまちで、府外出身者も多いです。
筆者は生まれも育ちも京都ですが、大学生になると府外出身の人たちが周りに一気に増えて、仲良くしていました。
今の人は学生時代から府外出身の人の免疫はかなりあると思います。
イベントでも話していましたが、一戸建てにお住まいの方は地蔵盆や区民運動会など京都独特の近所(町内)付き合いがあります。
どこの都道府県に住んでいても近所づきあいは多少あるものだと思いますが、その付き合いをおろそかにしないで、うまく付き合うことがポイントかもしれません。
自転車無敵説?!
鈴木さんはマンション探しをしていた当初は四条周辺などまち中の物件ばかりを案内されていたそうですが、少しまち中から離れた「coco camo」での暮らしが大変気に入っているそうです。
「近くには賀茂川があるし、ゴミ出しするときに比叡山が見えるんですよ!植物園も自転車ですぐ行けます」と鈴木さん。
「京都は自転車さえあればどこでも行ける!自転車無敵ですよ(笑)」と笠井さん。
京都は平たんな地形で坂も少ないので、自転車が大活躍します。
バスの路線も多いので、まち中を離れても不便を感じることは少ないのではないでしょうか。
京都に移住してきてよかったことを笠井さんにうかがうと、
「神社仏閣のイメージでしたが、1本入ったらレトロな喫茶店があったり、学生も多いからチェーンの牛丼屋や24時間やってるドラッグストアもある。
都会過ぎないほどよさがいいですね。
京都は高い建物が少ないので、夕日が見えるし、空が広いですよ」
鈴木さんは「関東にはないものがたくさんあります、ずいきとか(!)
中華屋やパン屋、コーヒー屋もたくさんあり個人でされている面白いお店がたくさんあり驚きました」
ずいきって全国にあるものじゃないんだと驚きました(笑)
何それって方は検索してみてください。
京都移住のハードルは少し下がりましたでしょうか?
「すぐに住みたい!」という声も頂戴し、京都暮らしの良さが届いていたらうれしいです。
こんなにたくさん京都に住みたいとお考えの方がいらっしゃるのを改めて目の当たりにして、八清としても京都での暮らしや物件情報がお届けできるように発信していきたいと感じました。
京都移住計画さんとのオンラインイベント第2弾を行います!
次は八清が運営するコワーキングスペース「京創舎」より配信します。
ゆくゆくは京都への移住や二拠点などを考えられている方、自分らしい住まい方を考えたい方、京都での関係づくりや入口を探している方の、次の一歩につながるような、気づきや情報を楽しくお伝えします。
※イベントは終了しました
詳細はリンクをご参照ください。(京都移住計画さんのサイトに繋がります。)
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