岡崎の素敵スポットを妄想ストーリーを交えながらご紹介します。
お店や場所は実際にある場所を八清社員みんなでまち歩きして取材してきました!
今回は女子大生とお母さんのまちブラです。
今回のまちブラ人
京都の大学に通う女子大生。
広島出身で大学入学を機に京都へ来て2年目。
いろいろ掘り下げて考えてみるのが好き。
将来は研究職に就きたい。
母が京都好きでしょっちゅう遊びに来るので、そのたびに京都のまち歩きを楽しんでいます。
最近ここ岡崎の面白さにも気づき、改めて調べてみると歴史の深さに驚きました。
しかしながら新しいお店も点在しており、その独特の文化に魅力を感じています。
木版画の美術館
日本美術の原点ともいえる木版画を展示・販売している京都徳力版画館へ。
木版画家であった徳力富吉郎氏(明治35年~平成12年)がこの美術館を創設したそうで、徳力家は代々西本願寺の絵師を勤め、富吉郎氏は旧家の12代目。
富吉郎氏は版画界において、東の棟方、西の徳力と言わしめた実力派の一人です。
木版技術は奈良時代に仏教とともに中国から伝来し、主に庶民の信仰対象となった曼荼羅図などの制作に用いられ京都で発展してきたそうです。
日本のみならず、海外まで木版画の普及に貢献したそうで、京都徳力版画館には、富吉郎氏の作品だけでなく代々受け継いできた江戸中期ごろを中心とした貴重なコレクションが展示されています。
お店では版画イラストを上蓋にあしらったかわいらしい小さな紙箱を発見しました。
何を入れようか妄想を膨らませながら、母と夢中になって選んで、それぞれ気に入った1箱をゲットしました。
京都徳力版画館
歴史ある京都三熊野の1社
次は京大熊野寮横の道を北へ進んで熊野神社へ向かいました。
811年(弘仁2)修験道の日円上人がこの地に紀州熊野大神を勧請したのが始まりだそうで、1200年以上前!というのには驚きです。
京都三熊野(他は新熊野・若王子社)の最古社だそう。
聖護院の守護神でもあるそうで、ご利益は縁結び・安産・病気平癒・鎮火といわれています。
ヤタガラスが祀られており、サッカーのお守りも並んでいました。
八ッ橋のお店に行こうという話をしていたら、八ッ橋発祥の地の石碑も見つけましたよ!
風情ある数寄屋建築でランチ
お昼時でお腹が空いたので、母が来た時にぜひ一緒に行ってみたいと思っていた、西尾八ッ橋の里を訪れることに。
東大路通を北へ行って、春日北通りを東へ入ると立派な表構えのお店があります。
西尾八ッ橋の里はまるで高級料亭のような佇まいでたじろぎましたが、うどんやそば、甘味などが気軽にいただけるようです。
西尾八ッ橋の里は本家西尾八ッ橋 本店の東隣に位置します。
大正8年に東洋レーヨンなどの要職を歴任された財界人であり、京都法政学校(立命館大学の前身)設立に尽力した、河原林檉一郎氏の邸宅として建てられたそうです。
その後、本家西尾八ッ橋が購入し、 2013年に全面改修・復元を行い「お食事処・甘味処 西尾八ッ橋の里」として公開されているそうです。
数寄屋風書院造りの建物・庭園とともに見ごたえがあり、襖の取手ひとつにしても独創的な金物が施され、力を入れて建てられたことが伺えます。
庭には樹齢150年を超える椋の大木を中心に、様々な木々が配置されていました。
本家西尾八ッ橋が八ッ橋の由来として再現されたという「かきつばたの池」の周囲をぐるぐると散歩し都会の喧騒を忘れさせてくれる癒しのひと時を過ごしました。
西尾八ッ橋の里
京都では知られた存在のコーヒーチェーン
母がせっかく八ッ橋発祥の地に来たのならお土産に八ッ橋を買いたいとのことで、西尾八ッ橋とともに、食べ比べしてみようと聖護院八つ橋にも足を運びました。
定番からオリジナル、コラボ商品までいろいろあり目移りしました。
少し歩き回ったので、一休みしに東大路通のからふね屋珈琲店へ。
1972年創業で京都を中心に京阪神に11店舗を展開しています。
いつか注文したいとあこがれているのがこのジャンボパフェ(笑)
けれど今日はさっきランチを食べたばかりなので、からふね屋といえば定番の水で入れるアイスコーヒーのダッチコーヒーをいただきました。
宇治抹茶を使ったドリンクもあり、母は宇治抹茶ラテをオーダー。
店内には学生やビジネスマン、年配の方などさまざまな方がそれぞれの時間を楽しんでいて、京都のコーヒー文化を体験した気がしました。
八ッ橋を食べ比べ
西尾八ッ橋と聖護院八ツ橋で母が買っているのをみて、私も食べ比べしてみたくなり2店舗で八ッ橋を購入して帰りました。
京都の八ッ橋製造業者の団体京都八ツ橋商工業協同組合に加盟しているのは14社あるそうです。
研究心に火が付いて、表にまとめてみました。
あくまで個人の感想なので温かい目で見ていただけるとうれしいです。。
最後に
今回のまちブラルートは黄色です。
歴史や文化に触れ、八ッ橋の奥深い世界に足を踏み入れることができたまちブラでした。
母はお土産を買うことができて大満足でした。
※2024年8月時点の情報です
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