琵琶湖疏水沿いの小道。哲学者西田幾多郎が散策、思索にふけったといい、この名がついたそう。春には、水面に花筏（はないかだ）が浮かぶほどの見事な桜が見られます。

哲学の道を進むとたどり着く銀閣寺。室町時代に足利義政によって築かれた、東山文化の粋とも言える二層の楼閣や見事な枯山水庭園があり、季節を問わず人が訪れます。

東山三十六峰のひとつに数えられる吉田山。小高い丘のような山で、その西のふもとにあるのが、節分祭で有名な吉田神社です。

吉田山山頂に建つ緑に囲まれたカフェ。大正時代に建てられた趣ある建物からは、木立の間に京都市内が眺められます。

このエリアに広いキャンパスと多くの学部棟を持つ京都大学。大学のそばには学生に人気の飲食店も多く、留学生の多い京都大学ならではの多国籍な雰囲気も味わえます。

家の近くを流れる琵琶湖疎水は「白川疎水」と呼ばれ、木々の覆う散策道が作られています。道を辿ると、銀閣寺そばの哲学の道に行き着きます。