京だんらん 嶋原(2014年)
閉鎖登記簿によると大正14年(1925年)には存在していた京町家。
以前は鳥料理をふるまう料亭として利用されてきましたが、さらに遡るといわゆる“お茶屋”だったそうです。
お客様を迎え入れるため、丁寧に設えられた広い玄関、凛とした冷たい空気の中、
鮮やかな赤紅色の山茶花が咲く中庭、通りに面して2階に3つ並ぶ小割りのおもてなしの部屋など、
当時の面影が随所に色濃く残る趣のある建物を、できるだけそのまま残し、シェアハウスにリノベーションしました。
(担当:暮らし企画部 落海達也)