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心地よく暮らす、庭が迎える家_fujiko_007(2022年)
平安神宮北側のとある路地の中に、
生活の中心に庭がある家を作りました。
路地に面した南の庭からリビングへとつながるアプローチは、
そのままリビングから見た景色となります。
日常の彩りとなる庭を、目で見て、触れて、感じる住まいです。
POINT01 自分も人も出迎える庭
路地から入口を入ると、小さくも整えられた庭が出迎えます。
背の高い植木と低木が程よいバランスで植わり、
その間の石敷きを通った先は、南洋材で作られたデッキ。
家を出入りするたびにこの庭を通ることで、移り変わる季節や天気、
日々の営みが新鮮に感じられそうです。
POINT02 心地良く暮らす、空間の工夫
室内には、居心地よく暮らすための工夫がいたるところに。
リビングの壁際には、作りつけの木のベンチとソファベンチ。
庭の上部に付くパーゴラは、他からの視線を遮りつつ光を取り入れます。
2階に敷かれたカーペットは、くつろぎの時間を過ごすための設えです。
POINT03 ワークスペースのある家
2階には、寝室と階段室に2か所のワークスペースを設けています。
それぞれ違った雰囲気の空間は、「家で仕事」をするという現代の生活スタイルも想定しています。
暮らし企画部 藤原 佑樹