太秦の家(2017年)
暮らしの楽しさ、美しさを
目と心で感じるすまい。
この家のありのままを可能な限り活かし、
少しの機能性とデザインを加えてリノベーションした町家です。
こだわったのは、「必要なだけ」という言葉。
不完全の中に美と心の充足を見出す「侘び」と
古いものに新たな価値を見出す「寂び」の精神をヒントに
現代の住まいにある過剰をそぎ落とし、暮らすことの楽しさ、
日本の伝統美を心で感じられる住まいを作りました。
■設計:暮らし企画部 落海達也