梅小路西の京町家(2020年)
京町家の特徴である、格子・欄干(らんかん)・下見板張り(したみいたばり)を持つリノベーション済みの京町家。奥ゆかしい弁柄(べんがら)に染められた柱と吸い込まれるような白い漆喰壁のコントラストは行く人の目を引く美しさを持っています。
外観の美しさもさることながら、自然塗料の『弁柄』は昨今問題になっているシックハウスの原因にならない、住む人に優しい塗料の一つです。
壁材の『漆喰(しっくい)』は、人体に優しい『天然性』、燃焼に強い『不燃性』、湿気を調節する『調湿性』などの高い機能性から、古くから建築素材として親しまれているもの。
建物を構成する素材から設備まで、住まう人と環境にやさしい京町家に仕上げられています。