5枚の窓が連なるシンプルなバスルーム。(写真1・5)
限りなくシンプルに、そして自由に使うことがこの家のコンセプトになっています。
浴室も例外ではありません。
腰から下の部分にはタイルが貼られる予定です。
広さは約13.6帖ある寝室。(写真2)
オープンクロークの存在が、ますます部屋を広く感じさせます。
トップライトが室内に柔らかな光を落とし、部屋全体をほんのりと明るくします。
電気を極力を使わず、心地よい自然の光による生活。
朝も自然の光で気持ちよく目が覚めそうです。
まもなくグレーチングが施工される、2階のトップライト下。(写真4)
この家では2階からは1階の様子を、
1階からは2階の気配を、常に感じ取ることができます。
この家で暮らす楽しみ、それはなんと言っても
「家族をいつもそばに感じることができる」こと。
1階2階がそれぞれワンフロアのこの家は、常に家族が一緒に居る家とも言えます。
リビングに集まり、一緒に食事をし、寝室で寝る。
そんな暮らしの中で、そもそも部屋を別ける必要があるのでしょうか。
常に共にある家族が、共にあるべく暮らす家。
家族の繋がりとあたたかさを日々感じることのできる住まいです。
そして、特筆すべきワンフロアの良さがもう1つ。
それは「自分なりの暮らしを楽しむことができる」こと。
部屋が別れていると、どうしても部屋に合わせて暮らさなければなりませんが、
ワンフロアなら、使い方次第で自由に変化し、
どのような暮らしにも対応することができます。
区切りたければ、そうすることもできます。
広く使いたいなら、そうすることもできます。
子どもが小さければ、広くありながらも隠れたり遊んだりできるスペースのある家。
室内犬がいるなら、走り回れる家。
大きなソファやテーブルとベッドが混在した、家具屋さんのようなインテリアの家。
必要最低限、自分の好きなものだけにこだわるシンプルな家。
工夫次第で様々な生活スタイルを受け入れることのできる、ワンフロアのこの住まいは、
「工夫して暮らす家」
というよりは
「工夫して暮らすことができる家」
と言った方が適切かもしれません。
室内はまもなく階段が取り付けられ、塗装の行程を迎えます。