2011.1.14 更新
DIYで天井塗装(2010.12.8の現場)
工事がある程度進んだ現場。
この日からついに、お客さんによるDIY作業が始まりました。
今回のリノベーションでは、DIYで天井と壁を白く塗装します。
床には色を塗らないので、まずはペンキが落ちないよう、床に養生シートを貼ります。①
②の写真は、今回使う道具達。作業中はローラーや刷毛を片手に持ち、小さいバケツに分けられたペンキをもう片方の手で持ちます。
③は、塗装屋さんに塗り方を教えてもらっているお客さん。
この日はちょうど、塗装屋さんが屋上の手すりを塗る作業をしておられたので、塗装のやり方を教えて頂きました。
この日教えてもらったのは、若手の職人さん。ローラーへのペンキの含ませ方や刷毛の使い方など、細かい所から教えてもらいます。
一通り塗り方を教えてもらったら、あとはひたすら「塗る」作業。
塗装屋さんを見ていると、ささっと作業されていて簡単そうに見えたのですが、いざ塗っていく作業はとても大変。
脚立に登っての作業と、常に上を向いて手を上げていないといけない体勢。私も少しお手伝いさせてもらったのですが、なかなか職人さんのようには進みません。
④の写真はお客さんが天井を塗っている様子。自分の住む家づくりに参加している様子はとても楽しそうで、羨ましくなります。
この日は塗装屋さんの社長も様子を見に来られていて、
「口開けてたらペンキが入るよ。マスクした方が良いね。」
とアドバイスしてくれているかと思えば、
「(お客さんに)ちょっと不器用かな。」
と冗談を言いながら、和やかに話をされていました。
この日、現地に居て作業の取材をしていたのは1時間程度。
けっこう進んだかな、と思っても、最後に全体を見渡せばまだこの階の半分以下の面積くらいです。⑤ そして、今回塗った塗料は錆止めのための下地材。仕上げには、仕上げのための塗料をもう一度塗ります。DIY作業はまだまだ始まったばかりです。
夢中になって作業をして気が付いてみると、
上着にペンキがたっぷり付いていました。⑥
↑下地を塗り終えた箇所の一部。赤かった天井が白くなると、明るい雰囲気に変わりました。