この家のコンセプトは「デザインしない家」。
パッと目を引くような強い個性ではなく、
「普遍的なデザイン、でもちょっとかわいい」そんな家を造りました。
住まいの王道、「光と風を感じる家」を真面目に追及し、
飽きずに使えるデザインの中に、コダワリをいっぱい詰め込んで。
窓から庭を眺め、陽射しを浴び、風に季節を感じる、
そんな日々の小さな幸せが、暮らしを豊かにしてくれます。
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緑が見える寝室
この家に残っていた古い窓のデザインを再現した2階寝室。
一面が窓になっているため、室内はとても明るくなっています。
レトロなデザインのガラスの向こうには、隣家の大きな庭木。
ほっと心が休まる空間です。 -
デザイン性と機能性を備えた
無垢材キッチン手触りのいい無垢材を使ったシステムキッチン。
この家では特に、キッチンがリビングの目に触れる位置にあるため、
室内になじむ材質とデザイン性にこだわりました。
システムキッチンは造り付けのキッチンよりも使い勝手に
細かい配慮がされ、お手入れも簡単です。 -
本格和風庭
表に庭、裏にデッキと、屋外に2つの
広いプライベートスペースを持つこの家。
南向きの大きな庭は和風庭園となっていて、
花や落葉など四季折々の風情を楽しめます。 -
デッキに通じる大きな窓
ダイニングにある大きな窓から外の空気をたっぷり取り込めます。
部屋の建具を開放すると、デッキから表庭へと
風が爽やかに吹き抜けます。 -
青と緑のモダン襖
和室側は紺、リビング側は金の透かしが入った緑色の
モダンな襖が使われています。
襖を閉じても暗さを感じることはなく、お部屋がパッと華やぎます。 -
広いデッキ
6帖分もある広いデッキは、鉢植えをたくさん置いたり、
子どもプールを広げたり、家族でバーベキューをしたり。
もちろんお布団も思い切り干せる嬉しいサイズです。 -
琺瑯の流し
琺瑯ならではの真っ白な色と、高級感のある質感が
ステキなキッチンの流し。
水栓のデザインにもこだわりました。 -
欠かせない食洗機
sumicaの家には欠かせない食洗機。
毎日の洗い物の手間を省き、暮らしを楽しむ時間を作ります。 -
家具のように部屋になじむガスコンロ
ガスコンロは、シンプルで美しいホワイトカラーを選びました。
まるで家具のように部屋に溶け込むデザイン。
キッチンに立つのが楽しくなりそうです。 -
タイルがかわいいトイレ
トイレには濃紺の丸いタイルを敷き詰めました。
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造り付けデスクの書斎コーナー
階段ホールには書斎コーナーを兼ねています。
家の雰囲気に合わせてデザインされた引き出し付の机は、
勉強に、お仕事に、パソコンやアイロン、お裁縫などの家事に役立ちます。 -
庭を臨むダイニング
食卓からは和室を介して庭を臨みます。
春にはやわらかい陽射し、冬には雪景色など、
四季の風景を楽しみながら暮らせます。
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部屋を繋げるロフト
2つの寝室は、壁でわけられながらも天井では
つながっています。
プライバシーを守りながら風を通す工夫の1つ。
広いロフトでは古い梁に触れることができます。 -
収納たっぷり、味わいある寝室
古建具や梁の味わいと、新材の気持ちよさを感じられる2階寝室。
北側隣家との間には十分な空きがあり、採光は良好。
棚を取り付け、収納をたっぷり計画しました。 -
土の道
この家が面している道路は、この辺りの住宅街でも珍しい
舗装されていない土の道。小さな草花が芽吹き、花を咲かせる
様子が日々の暮らしに幸せを運びます。
金閣寺、龍安寺の2つの世界遺産、日本最大の禅寺妙心寺にはさまれたエリア。
コトコト走るかわいらしい京福電車が、町のシンボルです。
龍安寺への観光客は竜安寺前のバス停の利用が多く、エリア内では観光客はちらほらと歩くのみ。
地域の人々の暮らしが根付く住宅街として発展してきた町には観光客向けのお店は少なく、地元の人が愛するレトロなお店や地域に密着したスーパー、商店、定食屋などがいっぱい。ユニークで元気のいい町並みは、何度散策しても飽きません。
近くには立命館大学があり、学生も多いため安くて美味しい店も点在。
暮らしていくうちに、自分だけの1軒を見つけられそうです。