吉田山 茂庵

都市の喧騒から離れ

非日常へ誘う貸茶寮

茂庵レンタルスペース
として利用できます。

心洗われる空気に

包まれた吉田山

吉田山

場所

京都盆地の北東、京都大学の東側にある丘、吉田山。別名、神楽岡とも呼ばれ、木々が茂り、まち中でありながら自然を身近に感じられます。西側は吉田神社の境内となっており神々しい雰囲気をまとっています。

その吉田山の東側中腹にあるのが茂庵です。まちの喧騒から離れ、日常の時間の流れとは別世界が広がる体験が待っています。この場所だから味わえる非日常を体験してみませんか?

茂庵周辺地図

茂庵の時間

  • 01
    非日常への入口

    日常への入口

    茂庵へたどり着くまでの道中が少しづつ非日常へと連れて行ってくれるプロローグです。ポイント、ポイントにある茂庵の看板を目印に少しの山道散歩をお楽しみください。

  • 02
    京都を感じる

    都を感じる

    振り返ると大文字と目が合います。こんなにきれいに大文字が見られる場所はなかなかないかもしれません。京都らしい風景が広がります。

  • 03
    心和む緑の眺望

    和む緑の眺望

    母屋の2階、着席した目の前には緑がそよぎ、京都のまち並みがのぞきます。しばしのくつろぎの時間を堪能いただけます。

  • 04
    職人の技を愛でる

    人の技を愛でる

    静閑亭の天井を見上げるとアートのように入り組んだ木が天井を支えています。なかなか見ることのできない職人技です。贅をつくした空間であることがうかがえます。

  • 05
    美しいタイル

    しいタイル

    静閑亭には実は地下があり、鮮やかな本業敷瓦が敷き詰められています。この空間を使わなくても、静閑亭を訪れたら一見の価値ありです!

  • 06
    緑

    が気持ちいい

    田舎席には広いウッドデッキを完備しており、木々と風、森の音を感じることができます。お茶をたてて、屋外での一服も楽しめます。

茂庵の歴史

茶の湯のための「市中の山居」

茂庵は数寄者であった谷川茂次郎氏が大正時代に建築しました。国登録有形文化財にも指定されています。谷川茂次郎氏は幕末の1864年に京都の八瀬大原に生まれ、大阪で新聞用紙の運輸事業で成功をおさめます。取引先のすすめで茶道をはじめ、裏千家に入門して本格的に数寄者となりました。

茶道を愛した茂次郎氏が吉田山の東側一帯を購入し「茂庵庭園」をつくります。現存する茶室は静閑亭と田舎席の2棟ですが最盛期には8棟の茶室と月見台・楼閣もあったそうです。待合も数棟が、現在も残っています。当時は大規模な茶会が開かれたようで、その様子の写真もあります。

茂次郎氏の死後、閉鎖されていた時期もあったようですが、母屋(旧点心席=食事をする場所)をカフェとして活用し、喧騒から離れた人気スポットとなりました。現在も予約制のカフェとしても営業しつつ、レンタルスペースとしても利用することが可能となりました。

茶会の様子
当時の茶会の様子
静閑亭にて

代々守られてきた

母屋と茶室からなる

古民家茶寮

古民家茶寮

建物

貸スペースとして利用可能なのは、「母屋(茂庵)」と「静閑亭(せいかんてい)」、「田舎席(いなかせき)」の茶室が2棟です。

大正時代に建てられた趣ある建物は、京町家やそれ以外の伝統建築ともまた違う魅力がある、茂庵ならではの味わいを感じる古民家です。茶の湯のための場所として建てられ、今に至ります。

森の中に佇む古民家で木々の葉音や鳥の声を聞きながら過ごす時間は格別です。

古民家茶寮

貸茶寮

母屋(茂庵) omoya

1階はキッチンと待合スペース、2階は窓から緑を望む広間で構成されています。キッチンは飲食系のイベントができるほどの広さを備えています。レンタルできる設備についてはお問い合わせください。お手洗いはこの建物の外にあります。

母屋 omoya

母屋 外観
母屋 内装
母屋 間取図

間取図はクリックすると大きくなります

田舎席 inakaseki

3室に仕切ることができる和室とウッドデッキ、キッチン、お手洗いを備えた茶室です。広々としたウッドデッキでは森の中の気持ちのいい風とまちの眺望を望むことができます。

田舎席 inakaseki

田舎席 nai 観
田舎席  内装
田舎席  間取図

間取図はクリックすると大きくなります

静閑亭  seikantei

炉が1か所ある茶室です。お手洗いと小さなキッチンも完備しています。レトロなタイルが貼られた地下室があるほか、茶室の天井の梁も見ごたえがあります。窓を開けると緑に囲まれた空間が楽しめます。

静閑亭  seikantei

静閑亭  外観
静閑亭  内装
静閑亭 間取図

間取図はクリックすると大きくなります

写真

※下の小さい画像をクリックすると
大きな画像が表示されます。

母屋(茂庵)

田舎席

静閑亭

その他(茂庵への道中)

使い方提案

さまざまな使い方をご提案いたします。
ぜひ一度ご相談ください。

  • 緑に包まれた茶寮で
    大人が楽しむ宴席

    仕出しを頼む、あるいは出張料理人を呼んで、キッチンを使って出来たてを提供してもらうなどして、会食や宴会などの利用が可能です。生け花や仕出しなども手配できますのでご相談ください。

    緑に包まれた茶寮で大人が楽しむ宴席
  • 森の光を一身に浴びて
    心も体もリフレッシュ

    森の中でヨガやマインドフルネスのワークショップ体験はいかがでしょうか。田舎席のウッドデッキや天候の悪い場合は室内で行うこともできます。いつもとは違った場所で癒しと爽快感を味わうのもいいかもしれません。

    森の光を一身に浴びて心も体もリフレッシュ
  • 仲間内でおこなう
    催しや季節の行事に

    母屋や茶室だけを使う小規模なイベントでの利用も可能です。席のレイアウトや舞台の準備などもご希望に応じて手配いたします(有料の場合あり)のでお気軽にご相談ください。

    仲間内でおこなう催しや季節の行事に

各種サービス

別途料金にて各手配など承ります。

  • 食事手配(仕出し)

  • 会場準備

  • 荷物受け取り

アクセス

アクセス

予約日カレンダー

料金表

moan
母屋
田舎席
静閑亭
全棟一括
1日料金
平日
10万円+税
土日祝
15万円+税
平日
5万円+税
土日祝
8万円+税
平日
3万円+税
土日祝
5万円+税
相談
7日料金 60万円+税 30万円+税 20万円+税 相談
30日料金 相談 60万円+税 40万円+税 相談
使用部分面積
1階 約 51.05
2階 約 60.66
45.13
月見台 約 14.59
1階 約 29.87
地下 約 7.77
収容人数 20 10 8
設備 厨房、お手洗い(別棟) 台所、お手洗い、ウッドデッキ、炉(炭) 水屋、お手洗い、地下室
利用可能時間 9:00~18:00 ※夜間の利用は相談となります

※記載の価格は税別です。別途消費税がかかります

バーチャル内覧

画面をドラッグ/スワイプしたり、画面内の矢印やアイコンをクリック/フリックすることで室内の様子がご覧いただけます。

注意事項

ご予約、お支払いについて

  • ご利用可能時間:9時~18時 (※夜間の利用は事前にご相談ください)
  • ご利用予約は見学のうえ当施設スタッフとの事前打ち合わせが必要です
  • 見学の申し込みは当ページ内の問い合わせフォームからのみ承ります
  • 支払いは基本的に銀行振込となります
  • 母屋のご利用予約は利用日の31日前まで、田舎席・静閑亭のご利用予約は利用日の3日前までとなります
  • キャンセル規定
<母屋>
  • 利用日の40日前までに、振込先をお伝えいたします。
  • 利用日の31日前までに、お支払いをお願い致します。
  • ご予約の変更・キャンセルは31日前夕方17:00までに、メールにてご連絡をお願いいたします。
  • 利用日の30日前以降のキャンセルは利用料金の全額をキャンセル料金として頂戴いたします。
<田舎席・静閑亭>
  • 利用日の7日前までに、振込先をお伝えいたします。
  • 利用日の3日前までに、お支払いをお願い致します。
  • ご予約の変更・キャンセルは3日前夕方17:00までに、メールにてご連絡をお願いいたします。
  • 利用日の2日前以降のキャンセルは利用料金の全額をキャンセル料金として頂戴いたします。
  • 荷物の事前搬入についてはご相談ください

各スペースの室内は土足厳禁です

  • 利用後、テーブルや椅子などの家具類は元の位置に戻してください
  • ゴミは所定の袋に分別してまとめてください(処分は当施設にて行います)
  • 室内、室外、近隣ともに火気厳禁です。タバコもご遠慮ください。(炉での炭使用についてはご相談ください)
  • 臭気振動大音量を発生させるなど、周囲に悪影響を与えると思われるものの持ち込みはご遠慮ください
  • 荷物の搬入経路等は、当スペースのスタッフの指示に従ってください
  • 利用後は、終了しましたら、スタッフにお知らせください
  • 近隣の方の迷惑となる為、路地での大きな声や音/通話などは、ご遠慮ください
  • 専用駐車場、駐輪場はありません。近くのコインパーキングなどをご利用ください
    (タクシーで近くまで上がってくる経路はご案内できます。)
  • 利用中に発生したトラブル(人身事故等、荷物貴重品等の盗難紛失破損等)については当施設は一切責任を負いません
  • お問い合わせのご返信は基本的に茂庵スタッフよりいたします
  • 内見につきましては茂庵営業日の午前中がご覧いただきやすいです