- ハチセノシェア・コレ
- 管理人コラム
- 03
-
第三話 シェアハウスでの心構え
-
プライバシーってどうなの?
まだまだシェアハウスに敷居の高さを感じている方は多そうです。
その理由はやはりプライバシーの問題などの不安だと思います。その不安をより強固にしているのが、これまでのシェアハウスのイメージではないでしょうか。しかし、何度も書いているように今では多様なタイプのシェアハウスが現れ、これまでのシェアハウスのイメージはほとんど通用しません。
ぜひ一度、自分の目で見て聞いて感じて、決めてほしいと思います。
ちなみに、八清が運営する京だんらんではそういったプライバシーの問題を緩和するため
「入居者規則」というベースルールと入居条件に社会人以上という制限を設け、お互いに最低限配慮していただくようにしています。
シェアハウスのメリットとデメリット
シェアハウスに住むメリットは、これまで伝えてきました。
簡潔にまとめると、以下の3点になるかと思います。
- 1人暮らしでは手に入らない設備
- 質の高い家具、家電
- 入居者同士、その友人などとの交流
しかし、実際にはこれらと同等もしくはそれ以上に、入居者との交流によって
- 興味の幅が広がる(かも)
- 様々な価値観に触れられることによって新しい自分を見つけられる(かも)
- かけがえのない仲間ができる(かも)
というメリットがあると僕は考えています。
逆にシェアハウスに住むデメリットは、
- プライベートが保証されにくい
- 住人間でトラブルが起こる可能性がある
という部分でしょう。
大事なのは心のゆとりと遊び心
どちらにせよ、わざわざシェアハウスに住むということは、その生活(生活の上で起こること)を楽しむ心構えが必要だと思います。
心構えというと堅苦しいですが、むしろその本質は何事も楽しんでしまうくらいの心のゆとりと遊び心だと思います。
シェアハウスでの生活は、当然に価値観の違う人たちとの生活になるので、いろいろと問題が噴出します。
写真:京だんらん西陣千両ヶ辻の和室
シェアハウスに住むということは、正直に言うと煩わしいことが多いと思います。
それはやはりどこまでいっても他人との共同生活だから。個室は個人の空間だとしても、一歩外に出れば共用の空間ですし、当然トイレやお風呂なども共用空間になるわけです。写真:京だんらん西陣千両ヶ辻の浴室
価値観の異なる人たちが同じ空間で生活するので、お互いの許容範囲が違うことも往々にしてあります。
ある人にとってなんでもないことが、ある人にとってはどうしても嫌なことであったり、ある人にとってはものすごく大事なことだったりします。
シェアハウスに住むということは、そういった摩擦から噴出するある種の“問題”を1つ1つ話し合って解決していくことになります。
(もちろん、如何ともし難い場合は事業者が間に入って仲裁します)
そうやってお互いの許容範囲を知り、お互いが気持ちよく生活することのできる空間を作っていくことが醍醐味だったりするわけです。
みんなでシェアハウスの生活を作っていく、そういう意識をもって楽しんだら、きっとそのシェアハウス生活は楽しく、非常に豊かなものになると思います。