"藍"を深める京町家(2021年)
静かに家々が軒を連ねる路地の中にある物件です。
明治26年にはこの地に建っていたと記録が残る京町家を、その趣を残しながら、新たにフルリノベーションしました。
テーマは「藍」。
時の経過で変わる風合いを楽しむデニムのように、ここに住まう人の暮らしとともに経年の味わいを深めていただけたらと願っています。
■藍の風合い
1階洋室の落ち着いた空間を演出しているのはデニムのクロスです。
風合いの変化を楽しめ、庭から差し込む光や緑とも調和しています。
柱、建具、梁もインディゴブルーの塗装が施されています。
■1階寝室
目を引くのは壁は左官の塗り版築という技法で仕上げられています。
素敵な照明で照らしてください。
■キッチン
ブルーのタイルと木の組み合わせがおしゃれな造作キッチン。
ゴールドの蛇口と引き出しにつけられた革の取っ手が設計士のこだわりポイントです。
デニムのエプロンがお似合いかも!?
担当者:暮らし企画部 柳内 政範