リビング 南側の家のリビングは、森に見立てて北山杉を敷き詰めました。

Story3_5コンセプトのこと

南側の家は、住む人の自由な発想と工夫を楽しめる柔軟な家。
間取り構成は京町家の伝統をそのまま受け継いでいます。

間取り図
森の学校さんが企画する間伐材を使った商品たち

元土間 玄関からまっすぐ奥へと伸びる間取りは町家ならでは

吹き抜け 吹き抜けのフリースペース

パッと見ると小さな部屋がいくつも並んでいるように見えますが、
部屋を仕切る建具は全て壁に引き込むことができ、
開放して広く使ったり、コンパクトに空間を分けたりと、
暮らしに応じて自由に使えるように工夫されています。

キッチン横には町家の意匠「火袋」を再生した
吹き抜けのフリースペースを設けています。

高い天窓から光が気持ちよく降り注ぐ気持ちのいいこの空間は、
食物庫(パントリー)や家事室に、
DIYで棚板を取り付けて私設図書館に、
物件のプロジェクトメンバーからは、この吹き抜けを使って
燻製をしてみたいという意見も上がっていましたよ。

広い土間にはベンチもついていて、
ご近所の方とちょっとおしゃべりしたり、
趣味の作業に使ったり植物を並べたりと、
自分なりの工夫で楽しく暮らせそうです。

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