設計物語
補強箇所の確認 2
2010.04.22打合せ①
先日の打合せからちょうど一週間経ったこの日、下の写真は改装後にダイニングになる部分です。大引きと根太が等間隔に組み合わされて、もうすぐ床板が貼られる手前まで工事が進んでいます。
床と天井の形ができると、だんだんと部屋の形が見えてきますね。
ダイニングの中央辺りに置いてある白いかたまりは発泡スチロールのような素材の断熱材。
このたくさんの断熱材が、ダイニングの床下と天井に組み込まれて、熱を遮断します。
写真右側は、前回の打合せ時に補強の確認がされていた部分。前回の打合せで確認された点が、大工さんの仕事によって1週間ですっかり修正されています。
下の写真は同じ箇所を前回の打合せ時と今回の打合せ時、ほぼ同じアングルで撮った写真を並べたもの。
①腐敗が見られ、強度が不安だった部分の下に、新しい材で補強がされました。
②新しい材と古い材、2本抱き合わせるように立っていた材が、新しい材1本のみに変更されています。
③梁の高さが30cm程度高くなり、天井を貼ると見えない位置に変更されました。
(下の写真では確認し難いですが、上の写真の③と同一の部分です。)
浴室の打合せ
2010.4.22打合せ②
この日は、浴室周りの細かな打合せが行われました。
浴室は十和田石のタイルが入る場所。タイルの貼り方やサッシの位置、完成した時に室内がより美しく見えるように、本当に細かな点まで気を配って施工について打合せがされていきます。
浴室には暖房乾燥機も設置予定で、その排気の箇所についても、天井に組まれた材をじ見ながら考えられます。浴室の上にはロフトが来るので、天井についても考えないといけません。
見えないところまで気を使っているんだな~、と関心してしまいます。
浴室の隣の脱衣室にも暖房乾燥機を設置予定です。冬に浴室や脱衣室が暖かいのは嬉しい配慮です。