2010.03.26打合せ⑤山なりの床板
続いては2階へ。2階の6帖の和室の天井板には、1か所雨漏りの後が見られます。雨漏りがあるのでは?と疑ってみたところ、西側の物干しから屋根を見て、
「瓦は新しく掛け替えられており、改装の時に雨漏りは修理されているはず。この跡は改装の前に起こったものでしょう。」とのこと。
2階の6帖の和室には、一部高くなっている部分があります。その部分もめくってみましょう、ということに。
一階の和室と同様に、手際良く畳がめくられ、床板が出てきました。どうやらこの床板が盛り上がって山なりになっていたために、一部が高くなっていたようです。
続いて、レーザーの線の高さで水平を見る機械を部屋の中に置いて部屋の水平を確認すると、立ってみてわかるくらいに床が傾いているにも関わらず、部屋の周囲の建具がはまっている部分は、水平が保たれていることがわかりました。
改装をした時にきちんと水平調整がされていたようで、建具の開閉には問題が無いそうです。
床板を全て取り替えるのではコストがかかってしまいますが、この程度の床の傾きは調整できる範囲とのこと。
フローリングを貼る時に、床が水平になるよう調整をしていくことになりました。