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>吉田山の見える家

こちらでは、改装についての打合せ風景を掲載しています。
最新の打合せは、一番上に表示されます。

 設計物語

京都大学吉田キャンパスのある吉田本町が、今回の家のある住所です。

西は吉田キャンパス、東南は吉田山、北は今出川通りにはさまれた三角地帯の住宅街にあり、
「志賀越道」という古くからの道沿いに、昔から営業されてきた雰囲気のクリーニング屋さんや美容院、
洋裁店や喫茶店などが並ぶ一角に、この家はあります。京都大学徒歩1分とあって、通学にこの道を
通る人もあり、大学生の自転車が通ったり、静かだけれど少しのにぎわいもある通りです。

おそらくは昭和40年代頃に建てられたと思われる木造のテラスハウスが今回の家。
中に入ると、そのまま建てられた年代にタイムスリップしたような錯覚さえ感じるレトロな建物です。
今回の家は約15坪の敷地の2階建。建物の裏には小さな庭も付いています。
改装では、レトロで可愛らしい雰囲気は残しつつ、少し暗く感じられる一階にも光を入れられる
ような工夫をして、居心地の良い住まいを作ります。