nosta & zatta

  • ノスタザッタ
  • 名前のこと
  • 施工事例
  • 設計物語

気になる木の家

H22.12.3 打合せ ①<バイアンさんのお庭プラン>

先日の中野さんとの現地打合せの後、庭のプランが提案されました。

上の写真は、バイアンの中野さんと営業の安田が真剣に打合せをする図。

この後、数回の打合せを繰り返して、庭のプランが決められました。

バイアンさんに考えて頂いたお庭のプランをご紹介します。

・・・裏のパティオのイメージ・・・・

まずは、壁も地面も真っ白い空間になる、このリノベーションの中でも象徴的な裏のパティオから。

シンプルでスッキリとした空間に植えられる、もう一つの「気になる木」には、「タイサンボク」が選ばれました。

こんもりとした木の形で、葉っぱがつやつやとした濃い緑色の常緑樹です。

木はモクレン科で、梅雨時になると蓮の花をイメージさせる白く大きな花を咲かせるそう。

四角く切り抜かれたパティオの地面には、カンスゲという植物が、

少し顔をのぞかせるように植えられます。

今回の提案では、庭に何を植えるかということだけではなく、庭にどんな照明を

当てるかということも考えられています。イメージパースの中にも照明のプランが

入れてあり、地中に埋込んだ照明は、タイサンボクの木を下から照らします。

水廻りが作られる予定の軒先に丸く描かれているのも、パティオの地面と

タイサンボクを横から照らす照明です。右の平面図で示されているのは、

横からの照明を当てる位置のイメージ。

夜になると、タイサンボクが下と横からの照明によって存在感を放ち、

真っ白なパティオには丸い形の光が落ちるという、昼とはまた違った表情の庭に。

設計士さんに考えていただいたプランが、バイアンさんの提案によって、

さらに魅力的な空間になりそうです。

・・・表の「気になる木」キンモクセイのある庭のイメージ・・・

そして、家に帰って来た時や来客を迎える時に、一番初めに目に入って

くるのは表の庭。この家のシンボルツリー、樹齢は50年以上という、

「気になる木」のキンモクセイが植わっています。

こちらも、埋込み式の照明で、シンボルツリーのキンモクセイが夜には下から

ライトアップされることが考えられています。アプローチには、丸い形の

キンモクセイとは対照的に、直線を意識させる「トクサ」の植え込みが

植えられる予定。

「このトクサの植え込みの後ろから照明を当てると、アプローチのコンクリートに

直線状に光が当たるので、夜はとてもカッコ良い印象になりますよ。」 との

中野さんからの提案。

簡単なイメージで描くと、右のイラストのような感じでしょうか?

その他の植物についても、キンモクセイの木を引き立たせるような素敵な庭の

プランが考えられています。

改装工事ではこの後、大工さんの工事が終わると植物が実際に入れられて、庭が作られ、

仕上げに塗装屋さんなどが入られていきます。

完成・オープンハウスは1月。完成に向けて、現在着々と準備が進んでいます。