正面から見るとコンパクト、間取りを見ると実は奥に広い、敷地約34.5坪の平屋の住まい。
大正12年に建てられた古く貴重な建物です。
近年までご年配の女性がお住まいでしたが、長い間「貸家」として利用されていたこともあり、
あまり建物の手入れされおらず、とても老朽化が進んでいました。
特に屋根からの雨漏りはひどく、天井裏には前居住者様が使われていた雨水受けのための
十数個のバケツやタライがそのまま残されていたほか、雨水の影響で天井板がはがれ、床板もめくれあがり、
居住者を失った住まいはすっかり荒れ果てて見えました。
sumicaプロジェクト1軒目は、この古くなってしまった貴重な建物に
構造部分からの補修、大がかりな屋根の葺き替えを行いながら
階段のない平屋の暮らしやすさの特徴を活かしつつ、駐車場や書斎スペース、ホビーコーナー、ガーデニングなど
多彩な楽しみを含んだ住まいへとリノベーションし、新たなお客様へ引き継ぐことで住まいに新たな命を吹き込みます。