コンセプトイメージ | 「おさんぽウサギの家」のLDK
Illust01 >>> 「おさんぽウサギの家」のプランイメージ
さんぽの家
いつもウサギハウスのプランを考えて下さっている設計士・上西さんのおなじみのイラストから、空間のイメージを見ていきます。大きく描かれているのは、この家の中心となるLDK。
一人暮らしを想定したウサギハウス。この家は、ウサギハウスでは初めてとなる平家の住まいです。今回は本当に小さくてかわいらしい、“ウサギ小屋”のような家(もちろん、≪小さくても快適に過ごせる家≫という意味での)。
この家の半分を占めている大きなLDKは、天井高もあり、明るく抜けのある気持ちの良い空間。そして、LDKの周りには、暮らしに必要な場所が配置されています。この大胆なプランには、少し移動することで、必要な場所にたどりつけるような家ということが考えてあります。
「ソファから縁側へ」「玄関からホールへ」「ホールからリビングへ」「料理を作る」「料理を運ぶ」「リビングから畳の部屋へ」「LDKから寝室へ」「LDKから水廻りへ」。居心地良く暮らすために、暮らしの中での日々の動線ををシンプルに整えたプランが考えられました。
タタミコーナー
小さな家を居心地よく暮らすウサギハウスには、リビングの脇に、3帖ほどのタタミコーナーを2つ設けました。
イラストのように建具を開け放ってしまえば、リビングとのつながりが生まれ、広々としたひとつの空間として使えます。
建具で仕切ると小さい部屋として使えるので、寝室やゲストルームとしても。畳の部屋はそのままゴロンと横になれるのが魅力。のんびり過ごす週末には、寝転びながらウトウトしても気持ち良さそうです。
小窓付きキッチンと、天窓の景色
キッチンは、リビング側と小窓の付いた白い壁で仕切られています。どうしても増えてしまう台所用品を適度に隠すことができるよう、使い勝手の良さに気が配ってあります。
白い壁の内側にあるキッチンは、ストックヤードを兼ねた造り。小窓から覗くと、リビングに居る人の様子や、玄関から入ってきた人の様子がうかがえて、家の中にある小さなお店のような印象を受けます。
室内は、白い壁に囲まれ、天窓からの日差しが明るい空間。天窓からは、お隣の敷地に植わる、年月を経た木の枝を借景に見ることが出来ます。
平家の屋根についた天窓ならではの、少し珍しい眺めです。