うさぎ食堂ができるまで。
2014年12月初旬。設計士さんと、大工さんの現場打ち合わせです。
残せる部分は残し、真新しい木材で骨組みが作られた、躯体がむき出しの状態の建物。
LDKになる予定の広い空間に置かれた、たくさんの工具や木材。
これらを使って、ひとつひとつ、お家になっていくんですね。
すごく強そうなクギです。武器みたいです。
まだ階段が据えられてないので、ハシゴを使って2階部分へ上がって作業をされていました。ちょっとワクワクします。
玄関は町家らしい、趣きのある吹き抜けです。
壁には断熱材を入れたあと、昔からある部分と馴染むように、綺麗に塗り替えられるそうです。
夏は暑かったり、冬は寒かったりというイメージのある町家ですが
現代の技術や素材を使って、快適に住めるように手を入れていきます。
設計士さんが書かれた図面をチェックしながら、工務店の方や大工さんたちが寸法を測っています。
柱や梁の長さ、構造を強くするための壁の取り付け方。
住む人は気にしないような、裏側のプロの仕事です。
ウサギプロジェクトvol5「うさぎ食堂」、始動しています。
これからどんなふうになっていくでしょうか。