ある日現場に行くと、現場の隅に920のロゴが入った農具が置かれていました。
雑草で埋め尽くされていたこの家の庭を、農具を使って1人で開墾したと言う設計士小野さん。
(写真上:開墾前の庭)
毎日の開墾作業で、顔も腕も日に焼けて真っ黒になられていました。
作業中に発見された、雑草に埋もれて弱っていた1株のバラ。
小野さんの手によって手厚く保護され、まるでお礼でも言うように工事中に見事大輪の花を咲かせました。
改装工事も終盤を迎えた5月下旬、
何やら奥のほうで作業中の小野さんに呼ばれ、庭に行ってみると、
レンガで囲い込まれたかわいらしい家庭菜園ができていました。
実は920ハウスのために自宅でトマト苗を育ててくださっていたそう。
黒い支柱もその組み方も、なんとなくお洒落な雰囲気。
ネットを三角形に張るだけで数十分を費やしてしまうこだわりは、半端ではありません。
植えられたトマトは全部で3種類。
お洒落な名前にひかれたという「イタリアントマト」、
万一「イタリアントマト」に失敗した時のためのキープ、どっさり実って簡単な「ルビーノトマト」、
一番手前は最近流行っていて(?)、食べてみたいというブラックトマト。
もしオープンハウスで実がなっているのを発見したら、
小野さんまでお知らせください。