2010.05.20 現地打合せ ②2階の様子と外構について
階段を上がって2階に上がってみると、1階ほど物は多くなっていません。
どうやら1階の工事が終わってから2階の工事へ、という段取りの途中のようです。ワークルームの天井はまだ天井板が貼られておらず、断熱材がたっぷりと入っている様子を見ることができました。
断熱材を入れることによって、冬の寒さや夏の暑さをできるだけ防いで、暖房や冷房の効果をあげることもできます。
2階へ上がる階段は、既存の状態ではちょっと暗いのが難点でした。
この日設計士さんに話を聞くと、階段の上部にあった押入れの下の段(左側の写真)を明かり取りにすることが提案されているそう。収納の下にあった壁が撤去されているのは、そのためです。
確かにこの場所が明かりとりになれば、2階に入ってきた光が階段室へも射し込むことになります。
右側の写真は、階段を内部から見たもの。下の方が白っぽくなっているのは光が差し込んでいるから。
この階段室、壁面は白く塗り替える予定になっています。白い壁面は光を反射するので、明かりとりから入った光が反射して、今よりももっと明るくなりそうです。
既存の建物の形はほとんど変えない今回の改装。壁を抜いたり、床を外したりするちょっとの工夫で、暮らしやすく、遊び心のある空間を作ります。
大工さんの作業が忙しそうな中の打合せは早々に終わって、外構についても話合われました。
この外構、プランの段階ではブロック塀を3段取り払って(今回打合せ時の写真の状態)、色を塗り替えることが提案されていました。
しかし、工事の段階で前面道路の管に対して排水管が正しく通っていない事がわかり、一度この塀の部分は取り払ってしまって排水管の工事をすることに。
塀のデザインも、外観を決める大事な要素。
この家の雰囲気や改装のイメージに合うように、設計士さんによって現在デザインが考えられています。
この家の門扉は鉄でできた唐草模様のデザインです。
唐草模様と玄関の「からたち」の模様の型板ガラス・・・なんだか不思議にマッチするような気がするのは気のせいでしょうか?
この門扉と玄関へ上がる階段は、既存のものを残して使う予定です。