2010.07.02 現地の様子>②仕上げ
壁や天井には仕上げの色が塗られ、完成まで本当にあと少しです。
下の写真は、玄関部分の天井を見たもの。既存の形をほぼそのまま残している、建具や板貼りの天井です。壁を真っ白に、天井板や建具の枠などの木部は色を揃えて濃い茶色に塗ることで、統一感のある素敵な雰囲気に仕上がっています。
この日の現場では、床に貼られていた養生のシートが外されて、床の仕上げも見る事が出来ました。
1.は階段の板。既存の階段をそのまま使っていて、使い込まれた深い色合いの板に残る傷や染みが味わいのある、カッコ良い仕上がり。
2.はDKとトイレに使われた、ナラ材のパーケットフローリング。新しく貼られた材ですが、塗料を塗られることで、まるで昔から使われていた床材のような落ち着いた仕上げになっています。
3.は2階の4.5帖と6帖の続き間になった洋室に新しく貼られた、こちらもナラ材のフローリング。
こちらには塗装はされず、無垢材の質感と木目を生かした、素足に気持ちの良い仕上げに。
それぞれに違った質感ですが、どれもこの家にしっくり合うような仕上げです。
3.のナラ材フローリングの床を使った部屋の1室が、右の写真2階4.5帖の洋室。
既存天井の落ち着いた色と、既存のアルミサッシ、木製建具に、新しく貼られたナラ材のフローリングがマッチした心地よい空間になっています。
その他の部屋についても、素敵な空間に仕上がっています。