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吉田山の見える家

2010.07.02 現地の様子 2WAY換気扇

いよいよ1週間後にオープンハウスの開催が迫ったこの日、ほぼ完成した現場で建物の検査が行われました。

ここで改装についてのチェックをし、完成までに修正が必要な箇所を調べます。

設備の不具合や建具の開け閉め、仕上げは汚れていないか?等を、目視で検査していきます。

換気扇

台所の面材には既存のシンクや取っ手に合う色が塗られ、ダイニングの壁も真っ白に塗り替えられています。
下の写真では、少しだけ天窓が見えています。完成した天窓の様子は、ぜひ、来週のオープンハウスで実際に見て頂いてお確かめ下さい。

台所の換気扇は既存の設備を残していて、青いカバーがレトロなデザインのSHARP製の年代ものです。
真っ白に塗られた壁に付いていて、良い味を出しています。

この換気扇、設備を検査していた時にスイッチをカチカチと点けたり消したりしていると、風向きが違って流れていることがわかりました。

外向きの空気の流れ(パターン①)が通常の換気扇ですが、スイッチで内向きの空気の流れになり、
サーキュレーターとして使う(パターン②)ことも出来るという、面白いもの。

製品として古くはなりますが、サーキュレーターとして付けてみるとかなり強力に空気の流れが出来て、
ムシムシと暑くなったこの日の現場では、使うと暑さが少し和らいで感じられました。


1階奥の和室では、完成に向けて作業が進められていました。この和室自体は、建具と畳が嵌まればほぼ完成。奥の庭では、ガスの給湯器の取付け準備の真っ最中です。

上の写真、左の隅の方に後姿が写るのは、大工さんに作ってもらっている造作家具のシンプルな棚で、DKに置かれる予定のもの。(右の写真)

DKには当初、キッチンのそばに間仕切りになる棚を付ける予定でしたが、固定した棚を付けてしまうと空間が狭くなってしまうことになるので、可動出来る棚を2つ作るよう変更されました。

他の家具との取り合わせによっては間仕切りとしても使え、壁に沿わせて設置すればスッキリとした壁面収納にもなります。