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気になる木の家

H22.12.9 現地確認 ②<長――――い その2>

↑10月26日の打合せで置いてあった<長―――――い>部材が組み合わされている様子。角のレールは綺麗に繋がっている。

今回の現地確認では、先日の打合せで置いてあった、サッシ部分に使われる

長――――い部材が建物に組まれている様子が見られました。

このレール、浴室側と縁側に付けられていて、レールの角は大工さんの仕事によって

綺麗に繋がっています。この角が繋がっている部分。小さなことのように思えますが、

今回の改装では実はとても大きなポイントになります。

改装プランでは、裏庭のパティオに面しては全て建具が嵌めこまれます。

建具の嵌められる浴室側と縁側のレールが繋がっていることで、パティオに面した

建具は全て1箇所に引き込むことが出来るようになります。(上の図、緑の矢印)

建具を全て引き込んでしまえば、建物はパティオに対して開放的になります。

季節の良い時は建具を開け放ってしまい、1階のリビングと裏庭のパティオを繋げて、

タイサンボクの木を眺めることも。早く建具の嵌まっている様子が見たいところ。

完成が待ち遠しくなります。

そして右側は、浴室の出来る箇所に立って玄関方向を見た写真。設計士の魚谷先生が立っているシルエットが見えるのが、玄関部分です。

浴室の端っこに立って見てみると、長く真っ直ぐに続く部分があることで、広がりと奥行きが感じられ、空間が広く感じられます。

パティオ側にはまだ建具が嵌められていないのでブルーシートがかかっていますが、今空いている開口部は、そのまま建具が嵌まる「窓」になります。

ブルーシート越しでもこれだけ光が入っていることを考えると、完成すればパティオから続いた空間に居るような、明るい浴室になりそうです。