H22.7.22 プラン打合せ②<古建具>
玄関を入ったところには式台があり、式台を上がった所には建具が設置されています。
でもこの建具、何だかおかしい・・・?建具の幅が合っていないのです。玄関の幅に対して2枚の建具が少し大きいので、中心がずれています。
「どこから持ってきたんでしょうね・・・?」
「もともとはここで使われていたものでは無いんでしょうね。」
片側を開けていた時はそんなに違和感は感じなかったのですが、2枚をぴっちりと閉めてしまうと
違和感があり、まるで間違い探しをしているよう。
ガラスも外れていてこのまま使うことは出来ないので、設計士さんから新しく4枚の建具を入れる提案もされました。端の2枚は和室の玄関で使われる古建具の舞良戸にして、中の2枚は新設で作ることが考えられています。
思い切って建具を無しにする、ということも言われていたのですが、そうすると玄関を開けてからすぐの空間はかなり大きくなってしまうので、この小さな家にこんな大きな玄関はそぐわないのでは?とのこと。
玄関を空けた時に、階段まで丸見えなのもあまり良くないし、という意見も出ていました。
家全体の雰囲気を見ながら、プランが考えられて行きます。