小島「ちなみに、出身はどちらになるんですか？町家に住みたい、ということはやっぱり考えますか？」

赤川「神戸です。どちらかというと西洋的な感覚のある街だから、京都らしいものや和の文化にあこがれはあるかも。外国人目線？笑」

小島「（シェアハウスの座敷を指して）こんな畳の間が家にあった方が良いと思いますか？」

赤川「私、今まで住んだ家に畳の間があったことがないです。」

一同「そうなんですか？」

赤川「でも、すごく落ち着きますよね。あったかいですし。」

小島「畳でごろごろ出来るの、良いですよね。」

小森「シェアハウスでも、本当はここで寝てはいけないんですけど、他の入居者が畳でごろごろしてて、寝るまでを追跡してフェイスブックに載せたりしましたよ（笑）シェアハウスのフェイスブックで写真を見せてるので、また見てもらったら。」

浜田「なんだか楽しそうですよね。仲が良い、というか」

小森「最初は緊張感があって、自分の部屋に居る方が落ち着くと思ってましたけど、３ヶ月くらい経つとだいぶ慣れてきました。」

赤川「今は、家に誰も居なかったり、帰ってきて家に明かりが点いていなかったりするとちょっとさみしいですね。人が居て当たり前、みたいな。」

浜田「全然知らない男の人と暮らすことについてはどうですか？」

赤川「みんな優しいし、そんなに緊張しないで溶け込めました。気を使わなくて良い人たちばかりで。」

小森「みんな部屋を汚くはしないので、思っていたより生活し易いですよ。洗濯物を置きっぱなしにしてたり、とかも無いし。」

真下「うんうん。みんなきちんとしてる。」

赤川「お風呂もかぶらないし。男の人は、朝にシャワーだけで済ますことが多い。もしも夜に入られていたら、この人数（６人）だと待たないといけないかも。ご飯もそこまで作らないし。皆が作っていたら、キッチンが混んで大変かもしれないですね。男女半々くらいの比率が丁度良いように思います。」

赤川「（私を除いて）女子二人は良く料理してますよね。結構ちゃんと作られてる。パンを焼いたりとか。」

小森「パンを作りますね。キッチンの流しの横の作業台が広いので、パンを捏ねるのにちょうど良くて、作りがいがあります。キッチンを主体とした家とか良いかも。住んでみたい。」

赤川「友達連れて来ても、とりあえずキッチンの所に集まりますね。居心地が良いみたいで、畳の座敷よりも、キッチンのカウンターの椅子に座っておしゃべりしていることが多い。」

上西「使いたくなるようなキッチン、１階を全てキッチンにした家とか？」

小森「そんな家も良いですね。料理教室出来そう。」

浜田「確かに、キッチンが広くて新しいとテンションあがりますよね。私もこの間、新しい家に引っ越しをしたんですが、良く料理するようになった。賃貸の時はコンロも小さいし、あんまり使い勝手は良くないしで、そんなに料理をする気も起らなかったんですが。」

小森「このプロジェクトのＨＰ、パッと見た時に、ウサギを飼うプロジェクトなのかと思いました。ウサギは飼わないんですね・・・。飼ってたことがあるから、ちょっと嬉しかったんですけど。笑」

浜田「ウサギ経験者ですか？私も飼ってたんです。実はこのトップページのウサギ、私の飼ってたウサギなんですよ。ウサギって懐きます？」

小森「あんまり懐かないですね。」

浜田「ウサギの鳴き声は聞いたことあります？」

小森「あんまり無いですけど、なんかヒンヒンみたいな、高い鳴き声だったような。」

浜田「うちのはブヒブヒって低い声で鳴くんです。このサイトのウサギも鳴くんですよ。」

小森「そうなんですか？（パソコンの音量をあげるとブヒブヒと鳴る）わあ、鳴いた（笑）」

小島「リアクション良くて嬉しいです。」

浜田「ウサギプロジェクトのツイッターとかもやっています。」

上西「是非フォローして下さい。」

真下「（ウサギツイッターを見ながら）なんか手書きのウサギが居ますね。」

浜田「それ、小島さんが描いたんですよ。」

小島「そうなんです、書類に落書きをしていたら、まさかの採用になったという（苦笑）」

真下「（ウサギハウスを見ながら）ＨＰで建物が出来て行く様子を見られるの、面白いですよね。このシェアハウスが作られていく様子も良くＨＰでチェックしてて、それで興味が湧きました。」

上西「最初に作ったプランから、打合せの現場で変更したりもします。この建具、やっぱいらんな、とか。」

赤川「楽しそう。」

浜田「作って行く過程は面白いと思います。お客さんからも好評ですね。」

浜田「今回お見せしている家のキッチンて、今日の話を聞いていたら狭いですか？広い方が良い？」

上西「この家は一人暮らしの想定なんです。キッチンて片付けないといけないから、あんまり片付けなくても済むような感じで考えていますね。」

上西「リビングでくつろいでいる人から見えないように気をつけていたり。広いとそれだけ片付けるのも大変になるからと思って。一人暮らしなら、そんなに食器も多くならないですし。」

小森「そうか、一人暮らしなら、そこまで広くなくても良いですよね。」

浜田「洗濯機を２階に持ってくるのはどうですか？この家、クローゼットのある寝室に洗濯機を配置するプランなんです。」

小島「このシェアハウスは２階にもありますね。」

真下「干す所は２階のバルコニーなんですよね？それなら干す所の近い方が便利だと思います。私も部屋から近い２階ばかり使っていますし。」

浜田「そうですね。干す所からは近いです。」

小森「シェアハウスでは、２階の洗濯機は夜になると音がうるさいので使えないんです。でも一人暮らしの家なら、そこは気にならないか。」

浜田「…上（２階）ですね。」

上西「はい、上（２階）ですね。」

浜田「このプランを会社の男性スタッフに見せた時、男性陣はやたら下の階の浴室の横に欲しい。ということを言っていました。」

小森「男性陣は何でですか？イメージですかね？洗面所に洗濯機があるより、見えない所にある方がすっきりして私は好きかな。」

真下「お客さん来た時に洗面所に洗濯機があると、ちょっとイヤかも。」

浜田「洗濯機の周りって、どうしても物がごちゃごちゃしますしね。」

小森「男性陣は脱衣所に近い方が良いのかな？お風呂で脱いでポイッと入れたいとか？」

上西「でもお風呂で脱いだものを洗濯機に入れても、洗濯する時って結局また取りだして、仕分けしてからですよね。それなら２階にあっても良いのでは？と思いますけどね。」

赤川「リアルな意見ですね。」

真下「干す所近い所が良いよね。自分で干さないからかな？」

浜田「おお～、女子は全員一致で洗濯機を２階に持ってくるプランに賛成ですね！男性と女性でここまで反応が分かれるとは思ってなかった！」

浜田「このシェアハウスも今計画している家と同じように路地の奥にありますよね。路地の奥って住み心地はどうですか？」

真下「そこまで交流というのは無いけど、近所のおじちゃんが良く話かけてくれて、雨が降る日は『傘持って行きや～。』とか。」

浜田「え？すごい！天気予報まで教えてくれる（笑）」

小島「親切（笑）」

赤川「結構住み心地は良いですよ。路地の人とも行き帰りであいさつしたり、少しですけど交流はあります。」

真下「近所の魚屋さんが色々教えてくれたり。話しかけてもらったりしてます。」

浜田「楽しそうですね。」

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