実際の事例
売却事例
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事例1
明治時代築の大型京町家売却事例1
明治時代築の大型京町家
(上京区/2016年)- 未改修
- 住居
- 京町家
明治30年代築の大きな町家には、相続人が複数いらっしゃる状態でした。そのお一人から、ぜひ町家を残したいということで弊社にご相談をいただきました。しかし、規模の大きな案件だったため、司法書士が介入して入札方式で売却をすることになってしまいました。そのため、ホテルやマンション用地として、弊社より高く値つけをする業者が現れました。ホテルやマンション用地ということは、当然、建物を潰すことが前提となります。
相談者の方は、思い入れのあるお父様の家を残したいという気持を持たれていましたが、相続人の中には高く売りたいと考える方も当然いらっしゃいました。
しかし、相談者の方は建物を残したいという思いが強く、自身の取り分を減らしてもいいという提案をもって、ほかの相続人を説得し、町家を残すことを前提とした八清に売却することに決めていただきました。
その後、八清で販売をはじめてからも、ホテルやマンション用地ととして購入したいという方や業者が多く現れましたが、最終的には建物を残して活用してくださる方に売却することができました。
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事例2
相続で受け継いだ連棟京町家売却事例2
相続で受け継いだ連棟京町家
(2016年)- 未改修
- 空家
- 京町家
相続で受け継がれた建物の売却案件です。
数軒が連なる連棟の長屋を相続され、長らく使い手がなく空き家になっていました。 すでにご自身や身内で住まう予定もなかったため、潰して更地にして売るのがよいか?それとも現状のままで売るのがよいか?などご相談を受けました。今回は相続財産の売却要件に合致するため、更地にして売却すると譲渡所得の特別控除を受けられること、しかし、建物が数軒連なる連棟のため、取り壊しの際にご近所に迷惑がかかるということ、また、建物を残し仲介で売却する場合、相場価格より少し上回った額で売れるかもしれない、しかし、建物内に残っている荷物類の撤去や、引渡しまで建物の管理をつづけなければならない、という費用や手間の面でわずらわしさがあることも説明。
結果的に、近隣への迷惑を考慮され、売却までの手間も少ない「買取」をご選択されました。
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事例3
路地奥再建築不可の長屋売却事例3
路地奥再建築不可の連棟の長屋
(2014年)- 未改修
- 住居兼倉庫
- 京町家
八清が行なっていた、買取キャンペーンの新聞折り込みをみご覧になりご相談いただきました。路地奥で3軒連なる長屋で再建築ができない、また、倉庫としてし使用していたもののひどく老朽化が進んでいたため、こんな建物が本当に売れるのか?と思われていたそうです。早く手離したいというご事情もあり、結果、老朽化した建物もそのまま八清へ売却していただくことができました。
その後、京町家を住まいとして求めていた30代のファミリーへ売却することができました。
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事例4
倉庫として使われていた町家売却事例4
倉庫として使われていた町家
(2017年)- 未改修
- 倉庫
- 京町家
倉庫として使用していた賃貸人の退去にともなった売却相談案件です。相続人が複数いましたが、それぞれ住まいを持ち使用するあてもなかったため売却を希望されていました。建物は老朽化していましたが、立地がよく町家の風情も残っていたため、弊社にて仲介での売却をご提案。
販売開始後、すぐに購入希望者が現れ、スムーズに売却することができました。
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事例5
京町家マッチング制度第一号の大型京町家賃貸事例5
京都市京町家マッチング制度第一号
(2020年)- 未改修
- 住居
- 京町家
住み手が不在であり、維持修繕が難しいというところから所有者様はコインパーキングへの活用を検討されていました。しかし大きな建物であることから市へも相談されたところ京町家マッチング制度の利用提案を受けられ、弊社とのご縁ができました。 また市から歴史的風致形成建造物に指定された場合の、税制面による支援や工事や修理に対する助成などの助言をいただました。これらの要素を踏まえ所有者様と相談を重ね、建物を残す方向で、弊社にて申請手続きの補助と賃貸斡旋活動を行いました。 結果、インバウンド向けの文化体験教室の運営会社様に借りていただくことができました。建物はできるだけ今のものを活かして利用される予定です。
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事例6
昭和9年築の名建築の活用例賃貸事例6
昭和9年築の名建築の活用例
(2017年)- 改修済
- 住居
- 京町家(郊外型)
⻑らく事業⽤事務所として使⽤されていたましたが、退去にともない賃貸⼈の募集を弊社へ依頼。所有者様のおばあさまが昭和9年に藤井厚⼆に依頼して建てられた強い思い⼊れのある建物であるため、このままの状態で使⽤してくださる⽅を求められていました。 30坪の建物に⼤きな庭園のある敷地で規模が⼤きい物件でしたが、ギャラリー⽤途でご利⽤いただける⽅と成約。現代アートギャラリーとして運営されています。そして、⺟屋と庭園が登録有形⽂化財としての指定を受けることになった貴重な事例となりました。
賃貸事例
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事例1
改装自由なテナント -
事例2
レトロテイストな貸家 -
事例3
改装自由なテナント -
事例4
旧街道沿いの大型町家 -
事例5
鴨川に面した蔵付きの町家 -
事例6
織屋建の京町家 -
事例7
築50年以上の京町家 -
事例8
路地奥の町家 -
事例9
100坪超の大型京町家 -
事例10
路地奥の倉庫 -
事例11
観光道路に面した町家 -
事例12
リストック京町家 -
事例13
天井高の低い京町家 -
事例14
飲食店そばの京町家 -
事例15
自分達たちで改修する京町家 -
事例16
京町家マッチング制度第一号物件
有効活用事例
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事例1
ビジネス街近くの路地奥連棟長屋事例1
ビジネス街近くの路地奥連棟長屋(2015年)
→ コワーキング∞ラボ京創舎(2016年)- 改修済
- 店舗兼住居
- 京町家
路地に連なる長屋の活用事例です。路地奥で空き家になっていた長屋を所有する方から活用相談を受けたことが始まりです。この路地には両側に6軒建物があり、内、3件が長らく空き家のままでした。所有者さんのお話しによると、かつては手芸屋さんを営まれていたため、路地はお客さんの出入りで賑わっていたということでした。しかし、稼業を閉めた後は、路地への人の出入りが減ってしまったそうです。
オーナー様にとっては思い入れのある建物だけに、手離すことは考えずに使用する道を考えたいということでした。対象の物件は、路地の奥に建ち、取り壊してしまうと再び建築することが困難な再建築不可。そのため現在の建物を壊さずに使用する道を考える必要がありました。
弊社ではすでに、路地の奥であっても、貸家や宿泊施設、マンスリー、シェアハウスなどの住居系への活用実績があり、それら以外の手法を考えたいと模索していたところでした。駅や中心地に近い立地に加え、路地の奥である静けさなど、環境の良さが売りとなるオフィスにならないかという発想から企画が進むこととなり、所有者様から八清が借り上げる形で、2016年の秋からコワーキングスペースとして稼働しています。
Before
After