もうすぐ完成するウサギハウス「おもてなしウサギの家」の様子。上の写真は２階の二つの部屋を撮ったところ。色の塗り分けによって、違った印象の部屋が作られています。

２階のもう一つの部屋、クローゼットの付く寝室は和室とはまた違った印象で、真っ白な壁面に塗上げられました。

勾配天井で天井高が高くなり、白い壁に光が反射すると、広がりと明るさを感じる室内に。これまで天井裏に隠れていた、家を支えるこげ茶色の梁がアクセントになり、空間を引き締めています。

クローゼットの上にはロフトも作られました。シーズンオフで使わない扇風機や衣類などを収めておけるスペースです。

この寝室の勾配天井や壁にももちろん、たっぷりの断熱材が入れられています。

１階の部屋の壁と天井は、寝室と同じく真っ白に塗られています。キッチンとリビングを分ける壁も白く塗られ、庭からの光や表のエントランスに開いた空からの光を室内に届けています。

四角く開いた窓のようなカウンターを通してリビング側からキッチンを見ると、キッチンの天窓からの光が射す様子も見えます。

そして、そんなキッチンの中の様子が（４）の写真。あまり広いスペースではないのですが、白い壁面が空間を見た時ににすっきりと、広く見せてくれています。

天窓からの光は外の様子を映して、晴れた時には明るく、少し日が陰ると、落ち着いた明かりを室内に届けていました。