2011年 10月 中旬(雨) | 改装中の打合せ@おもてなしウサギの家 | 完成前の台所
天窓の取られた台所
10月中旬、雨の日の現地打合せ。この頃になると、壁や天井などの形が出来て、完成に向けて改装工事が進む現場。
1階に設けられた台所は、リビングとの間が壁で仕切ってあります。台所廻りの目隠しと、空間を分ける仕切りのために入れられた壁。その一部は窓のように四角く切り取られた形で作られています。(上の写真)
リビングの様子を伺ったり、何人かお客様を招いた時にはここから食卓へ料理を運んだり、食べ終えた食器をここへ運んだり。四角く切り取られた窓は、家の中にある小さなお店のようにも見えます。(写真1)
台所の中の空間には、天井に天窓。そして、奥には高い位置で小窓が取られています。晴れた日なら、自然光で十分な光が取れるような自然に日の射す台所。(写真2)
キッチンには既製品ではなく、台所の幅に合わせ大工さんに作って頂いた木製天板の作業台。
一人暮らしならそんなに物は多くないし、それなら収納はコンパクトにし、小回りが利いて料理がし易くなるようにと考えられた、シンプルなキッチンスペース。
作業台の奥に取られているのは、冷蔵庫や食器棚を置くスペース。人を招いた時にキッチン周りがリビングから丸見え、ということがないように配慮されています。
四角い窓から中を伺えるものの、壁で仕切られることでオープンになり過ぎない、バックヤードのような空間です。
打合せの際には、細かく寸法を測ります。使い勝手が良いことはもちろん、シンプルですっきりとした見た目になるよう、収納箇所も細かく確認します。
今日の一コマ
雨の日
今日の打合せ、外は雨でした。打合せが始まる前に、雨の降っている庭を眺めるハチセの浜田と設計士の上西さん。