2012年 5月 中旬 (晴) | 現場の様子  @アトリエウサギの家 | 咲いていた花:モッコウバラ

Page10  現地打ち合わせの様子

青空教室

この打ち合わせの日、現地には左官屋さんが来られていました。建物はほぼ完成している段階。左官屋さんが打ち合わせをされるのは、これから作業される、アトリエウサギの家のガレージについてです。上の写真は、左官屋さんが「確認しますね」と言いながら、メジャーを当てて間違いがないように打ち合わせているところ。でもなんだか、木陰に教室を作った、青空教室の先生と生徒の図のように見えてしまうのは気のせい?

外構のガレージに考えられているのは、シンボルツリーのキンモクセイに似合う芝生敷き。ガレージなので、車が出入りする時に芝生を傷めないよう、一部にコンクリートを敷くことが考えられています。上西さんから提案のあったプランを見せて頂くと、ガレージの部分にゆるやかなアールで描かれたシンプルなデザインが描かれています。

・・・ん?と何か引っかかって、よくよく図面を見てみると、なんだか何かの形に見えてきました。

これは…もしかしてウサギの顔!?車のタイヤの入る場所のコンクリート敷きに耳があしらわれています。こんなに大胆に入っていると、道路からぱっと見た時や、車を停めている時にはわからない、でもさりげなく「実は、ウサギの家なんだよ。」という遊び心が感じられる、ちょっとうれしくなるようなデザイン。

2階の窓から見下ろすとよくわかるかもしれない。

そんなウサギガレージの作られる地面には、水道メーターや排水マスが設けられています。できるだけウサギの顔が上手に出るように、どの部分に耳のラインを持ってくるかが打合せで検討されます。右の写真は実際に地面にメジャーを当てながら、耳の付く位置を決めているところ。図面通りにはなかなかいかないので、今回の打ち合わせで寸法が決められ、作る位置が確認されています。

「あと10cm右だとぶつかる?」
「このラインにあわせましょうか」
「アールの径は何センチですか?」
「幅は何センチくらいほしいですか?」

やり取りを細かく繰り返しながら、ウサギの耳がかわいくできるよう、ガレージの打ち合わせは進んでいきました。そうして後は左官屋さんに作業を託します。

木塀

ガレージの北面には、こんな木塀が作られています。使う材の幅や、地面から少し開けられた高さなど、設計士さんのイメージに合わせて、大工さんが作って下さったもの。

以前は北側に向けて開かれたお庭が付いていたのですが、リノベーションによって、西側から車を入れるガレージを作るプランが考えられたため、北向きにはこのような木塀が作られました。

木の表面には、これから色が塗られるところ。

向かいの公園の脇には「モッコウバラ」が小さな花をたくさん付けていました。淡い黄色の花を咲かせるバラは、たくましく公園のフェンスにツルをのばしています。

いよいよ今週末に初めてのオープンハウスとなるアトリエウサギの家。完成した家の様子は、ぜひ現地でお確かめください!

ご来場の方にはウサギの飴をプレゼントいたします。ぜひ、たくさんのご来場をお待ちしております。

※オープンハウスは終了いたしました。

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